【施工管理技士が覚えておきたい専任技術者の知識】 専任技術者になるための要件:土木一式工事業編
建設業の許可を取るには、営業所ごとに専任技術者を常勤させなくてはいけません。
専門技術者になる要件は、許可を受けたい建設業の種類などによって異なります。
ここでは土木一式工事業の専任技術者の要件について紹介します。
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土木一式工事業で一般建設業許可の専任技術者になる条件
建設業の許可を受けるためには、専任技術者を各営業所に置かなくてはいけません。
専任技術者になる条件は、許可を受けようとする建設業の種類などによって異なります。
ここでは一般建設業許可の専任技術者になる条件について紹介します。
一般建設業許可の概要と要件一覧
【資格者である】
一般建設業許可の専任技術者になるためには、国家資格が必要です。
土木一式工事業の場合、以下のような国家資格が必要とされています。
- 1級建設機械施工技士(建設業法)
- 2級建設機械施工技士 第1種~第6種
- 1級土木施工管理技士(建設業法)
- 2級土木施工管理技士 土木(建設業法)
- 技術士 建設部門 総合技術管理部門の建設
- 技術士 農業部門「農業土木」 総合技術監理
- 技術士 水産部門「水産土木」 総合技術監理
- 技術士 森林部門「森林土木」 総合技術監理
【土木工学、都市工学、衛生工学、交通工学に関する学校を卒業している土木工事の実務経験者】
【土木一式工事の実務経験が10年以上ある】
上記の3つのうちいずれかに該当する必要があります。
土木一式工事業で特定建設業許可の専任技術者になる条件
特定建設許可の専任技術者になるためには、以下のような条件が必要とされています。
特定建設業許可の概要と要件一覧
【資格者である】
特定建設業許可で専任技術者になるためには以下の資格が必要とされています。
- 1級建設機械施工技士(建設業法)
- 1級土木施工管理技士(建設業法)
- 技術士 建設部門 総合技術監理部門の建設
- 技術士 農業部門「農業土木」 総合技術監理
- 技術士 水産部門「水産土木」 総合技術監理
- 技術士 森林部門「森林土木」 総合技術監理
土木一式工事業は指定建設業の7業種の一つです。
【指導管理的実務経験を有している】
特定建設業許可は、一次下請工事業者との工事契約の金額が4,000万円以上となる場合に必要です。
専任技術者の要件を確認しておこう
一般建設業か特定建設業であるかどうかによって、専任技術者に必要な条件が異なります。
また、建設業の種類によっても条件が異なるので、土木一式工事業に必要な条件を確認しておきましょう。
さらに専任技術者は営業所に常勤しなくてはいけないので、施工管理技士は覚えておきましょう。
出典:国土交通省「許可の要件」
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