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危険物乙4とは?資格を取得するメリット4つや勉強方法5つも紹介

働く
公開日時 2022.08.09 最終更新日時 2023.10.27

危険物乙4とは?


乙種第4類は危険物取扱免状の一種です。
乙種は1~6類に分かれており、それぞれ取り扱える危険物が異なります。
乙種第4類は、ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油などの引火性液体を取り扱える資格です。
生活に身近な危険物であるため、需要が高く、最も受験者の多い区分とされています。

危険物乙4で取り扱う具体的な危険物

乙種第4類では引火性液体を取り扱えます。
具体的には以下のような危険物を指します。
・特殊引火物
シエチルエーテル、二硫化炭素など
・第一石油類
アセトン、ガソリンなど
・第二石油類
灯油、軽油など
・第三石油類
重油など
・第四石油類
シリンダー油など
・アルコール類
メタノール、エタノールなど
・動植物油類
オリーブ油、あまに油など

そもそも危険物取扱者とは?

一定数以上の危険物を貯蔵・取り扱う施設で必ず設置されなくてはいけないのが危険物取扱者です。

危険物取扱者は甲種・乙種・丙種に分かれており、甲種は大学で専門科目を修めるか乙種資格が必要で、乙種と丙種はだれでも受験することができます。

乙種危険物取扱者の資格を持っている人は、指定類の危険物の取扱、定期点検、保安が可能であり、もし資格を持っていない人でも資格保持者が立ち会えば取扱と定期点検ができます。
丙種でも乙種第4類とほぼ同じ石油類を扱えますが、この立会いはできません。

このため乙種第4類の方が、より需要のある資格とされています。

危険物乙4を取得するメリット4つ


乙種第4類で取り扱うことが可能な危険物は、さまざまな職場で利用されているため幅広い職場で活躍が期待できるでしょう。
また、実際に乙種第4類の資格を求めている求人には例えば、ガソリンスタンド、自動車整備工場、薬品会社、石油会社などのようなものがあります。
もちろん建設業においても、乙種第4類の資格は活躍します。建設業では、さまざまな重機などを使用するため、乙種第4類で取り扱うような危険物を使用することも多いためです。

危険物乙4を取得するメリット1:ガソリンスタンドのアルバイトで優遇される

ガソリンスタンドはガソリン・灯油・石油を扱う職種ですから、危険物乙4の資格を取得していることでとても優遇され起用されやすくなると言えるでしょう。
資格を持っているということで、会社への信頼もアップします。さらに報酬アップや昇格にも繋がります。
また、危険物乙4の保有者は無資格者が取り扱う際の立ち合いが可能である点から、セルフ式ガソリンスタンドでは甲種または危険物乙4の危険物取扱者がいなければならないという決まりもあります。
そういったことから優遇されると言えるでしょう。

危険物乙4を取得するメリット2:他の乙類の資格も取得しやすくなる

乙種第4類に合格すれば、他の類の試験を受ける際に、2科目が免除となります。
1科目だけ受験すればよいため、試験対策がしやすいでしょう。
また既に乙類免許を持っている人が、乙類の他の類を受験する場合、一度に複数の試験を受けられる「複数受験」という方法も選択できます。
効率的に資格を取得できる方法ですが、複数受験に対応しているかどうかは地域によって異なります。
そのため、事前に試験を受ける地域の消防試験センター支部に確認しておきましょう。
また乙類全類の資格を取得すれば、甲種と同じくすべての危険物を取り扱えるようになります。

危険物乙4を取得するメリット3:危険物を扱う職種への就職に有利になる

危険物乙4で取り扱える範囲の危険物は、需要が幅広く仕事に直結できるところが魅力です。
いろいろなところで危険物は扱われていますから、一見危険物と関係なさそうな職種でも持っていることで有利に働くことがあります。
また、石油や軽油・灯油・油性塗料など危険物を取り扱う企業に就職を考えている場合、危険物乙4の資格があれば危険物を使用する現場で即戦力になることができます。
働きながら資格を取得することもできますが、事前に資格を取得していることで面接で好印象を持たれて、アピールポイントにもなるでしょう。

危険物乙4を取得するメリット4:独学で取得を目指せる

危険物乙4の試験対策期間は約1ヶ月といわれており、出題範囲は多岐にわたりますが試験は「頻出問題」があります。
ですから過去問題を重点的に利用し、良く出される場所を勉強することで正解率を挙げることができ、独学でも十分に対策することが可能です。
そしてある程度全体を把握したら問題集に取り組むのがおすすめです。
基礎的な分野には、中学校や高校で習ったり普段の生活でも使ったりするような知識が含まれていることが多いため、初心者の方でも抵抗なく勉強ができます。

危険物乙4の受験資格は?


危険物乙4には受験資格は必要ではありませんから、誰でもいつでも試験を受けることができます。
以前は危険物乙4受験には実務経験が必要でした。そのため、実務経験のない人は丙種を受験しなければなりませんでした。
しかし現在はその条件はなく誰でも危険物乙4の試験を受けることができます。
以前実務経験が無く、受験を諦めていた方も今なら試験を受けることが可能ですからぜひ挑戦してみましょう。

危険物乙4の難易度や合格率、勉強時間


乙種第4類を取得するには試験に合格する必要があります。
需要が高く人気の資格ですが、毎年多くの人が受験して合格率は約30%と決して高くありません。
他の類では約60%以上の合格率となっています。

ただしこれは乙種第4類に合格した人が、科目免除を利用して他の類を受けるため、合格率が上がっていると考えられています。
それだけ、乙種第4類を最初に受ける人が多いためです。
特に初めて危険物取扱者の試験を受ける方は、きちんと対策を練っておくことが求められるでしょう。

危険物乙4の試験概要

乙種の試験概要は以下のように定められています。

危険物に関する法令 15問
基礎的な物理学および基礎的な科学 10問
危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法 10問

各科目とも60%以上の正解率が必要です。
つまり2科目が満点でも、1科目が60%に満たなかった場合は不合格になります。

試験の申し込み方法

受験申請は、書面申請と電子申請があります。
受験地は現住所や勤務地に関係なく、希望する都道府県で受けられます。
ただし試験の実施日は都道府県によって異なるので注意しましょう。
毎週開催される地域もあれば、数ヶ月に一回の地域もあります。

危険物乙4の勉強方法5つ


危険物乙4の試験対策期間は独学でも十分に対策することができます。
そこで、ここからは具体的な危険物乙4資格取得への勉強方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
危険物乙4の勉強方法のポイントは、上記でもご紹介したように過去問題を重点的に勉強することです。
そしてある程度全体を把握したら問題集に取り組むのがおすすめです。
「理科系の勉強をしたことがない」という方は、基礎的な科学や物理学から始めるのがおすすめで、基礎的な分野には普段の生活でも使ったりするような知識が含まれていることが多いです。
また「燃焼と消火に関する基礎知識」では、燃焼の三要素の「可燃物」「酸素供給減
この基礎的な分野から勉強を始めることで問題集もより理解しやすくなるでしょう。

危険物乙4の勉強方法1:暗記をする

危険物乙4の試験には、暗記でカバーできる問題が多くあります。たとえば種別ごとの性質や状態、特徴、代表的な品名などは暗記しておきましょう。
また意見物乙4は、他種別の危険物の問題が出題されることが多いですから「指定数量」も暗記して勉強しておくことが重要です。
危険物取扱者は、指定数量以上の危険物を取り扱う際に必要な資格のため、指定数量の計算問題なども良く出題されるといわれています。
出来るだけ反復して勉強し、必要な知識や分野は暗記しておきましょう。

危険物乙4の勉強方法2:文章を理解する

どんな試験勉強にも共通することですが、危険物乙4の試験に合格するためには文章をよく理解することが大切です。
問題集の文章をそのまま暗記するよりは、文章を一度自分の頭でかみ砕いでよく理解することでさらに知識を定着させやすくします。
危険物乙4の試験には普段聞きなれない言葉も多く出てきますが、より良く文章理解することでそれらも暗記しやすくなります。
また、独自の語呂合わせや図解と合わせて文章を理解することも暗記するためには効率的です。

危険物乙4の勉強方法3:反復勉強で知識を固める

危険物乙4の試験に合格するための効率的な勉強方法は、基礎知識をインプットすることと、過去問題や演習問題を解くアウトプットを反復して繰り返し勉強することが重要です。
暗記などインプットだけに時間をかけて知識を詰め込んでも、実際の問題で知識を応用して使えなければ意味がありません。
ですから、ある程度知識をインプットをしたら過去問題などの演習問題に取り組み、間違えた箇所を中心に再度基礎知識を暗記したり文章を理解し直してインプットするということを反復するのが一番早い勉強方法でしょう。

危険物乙4の勉強方法4:危険物に関する法令は最後に覚える

「危険物に関する法令」の科目は最後に勉強するのがおすすめされています。なぜならこの分野は、物理や化学、危険物の性質など、法令以外の分野と関連している部分が多いからです。
今まで勉強してきた知識と結び付けながら行えるので、勉強の効率も上がり知識を頭に詰め込みやすくなります。
また、法令の取り決め部分の暗記が比較的難しいため、できるだけ新しい記憶として残しておくこともおすすめです。
さらに法令にも頻出問題が存在するので、その部分を重点的に覚えましょう。

危険物乙4の勉強方法5:解きやすい問題で確実に点数をとれるようにする

危険物乙4の試験の勉強方法では、溶きやすい問題で確実に点数をとれるようにすることが大切です。
危険物乙4の試験には「頻出問題」と呼ばれるものがあり、その分野から高頻度で出題されると言われています。
ですから、危険物乙4の試験の頻出問題の知識から確実に覚えれば正答率は高くなり合格に近づけることができるでしょう。
自分が苦手な分野に目を向けやすいですが、良く出題される簡単な分野に焦点を当てて重点的に勉強することがおすすめです。

危険物乙4の資格を活かして働こう


危険物乙4で取り扱う危険物は、幅広い職場で取り扱っているため、需要の高い資格とされています。
ぜひこの機会に危険物乙4の資格を身に付け、資格を活かして働いてみましょう。
危険物乙4の試験は多くの人が受験しますが、合格率は約30%だと言われています。
ですから受験の際にはしっかりと対策を練る必要があるでしょう。
しかし過去問題を何度も解き、頻出問題をマスターしたり、暗記できる部分はしっかり覚えたりと様々な対策をすれば合格への近道になります。

 

乙種第4類とは?

乙種第4類は危険物取扱免状の一種です。
乙種は1~6類に分かれており、それぞれ取り扱える危険物が異なります。
乙種第4類は、ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油などの引火性液体を取り扱える資格です。
生活に身近な危険物であるため、需要が高く、最も受験者の多い区分とされています。

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